2017 / 06
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捕鯨と地中海マグロの国際取引について話題になっている。

まず捕鯨だがなぜ調査捕鯨というのだろう。それは多分食用のための捕鯨が禁止されているので、調査と言う名目をつけて捕鯨しているということだろう。単に調査だったら何も殺さなくても良いわけで、数を数えたり生態を観察したりすればよく、食用にまわす正当性はないように思われる。日本の本音としては少しでも食用に鯨が欲しいと言うことなのでしょう。

だが日本人はそれほど多く鯨肉を必要としているのだろうか?僕が小学生の頃は良く給食に鯨の肉がでたが、それは他の肉の方が高かったからで、特に高価な牛肉が出た記憶はなく、硬い鯨肉が他の肉よりおいしかったなんていう事もまるでない。缶詰にしても鯨のフレークよりコンビーフや牛肉の大和煮の方がはるかに高価で憧れであった。
今は貧乏画家のカザンですらおいしい牛肉を食べられる結構な世の中なのだから、鯨肉が無くたって困らないと思う。

しかも調査捕鯨は赤字を出してやっているのに国際的な非難を浴びている訳で、いったいどんなメリットがあるのか僕には理解できない。ほとんどの日本人は欧米での日本の捕鯨のニュースの画像を見たことが無いだろう。ヨーロッパのテレビでは鯨が船内に引き込まれるときの鯨の血で海が真っ赤に染まるところを映すのだが、赤い血の海のインパクトは結構強烈で、あの画面を見ると何もあそこまでして食べなくてもと欧米人は思うだろう。しかし日本では同じ画像を一度も見たことがない。つまり世界が繰り返し見ている画像を日本人は知らないのである。これは都合の悪いところは見せたくないという情報操作だが、こんなことを続けていると日本の印象は悪くなるばかりだ。わずかな鯨肉を確保するために一体どれだけ日本の印象を悪くすれば良いのだろうかと思わずにはいられない。

一方地中海のクロマグロだが、これは日本がおいしいものを独り占めするわけに行かなくなってきたと言うことだろう。かつてはヨーロッパ人はそれほどマクロに固執しなかったのだと思う。マグロは加熱してはその価値を発揮できないように思うが、生で魚を食べるなんて野蛮な風習だと思っていただろう。だが、西欧で寿司が普及してくると、彼らはマグロの旨さに気が付いて、地中海まで来てほとんどのクロマグロを持っていってしまう日本に不快感を感じるようになったのだろう。世界中の人が寿司を食べるようになったら、マグロが足りなくなるに決まっている。

だから日本人は寿司の旨さを外国人に教えてはいけなかったのだ。だがもう流れは止められない。柔道だって国際的なスポーツになったら日本が金メダルを独占できないし、大相撲の横綱だって外国人に独占されている時勢なのだ。

マグロもウナギのように養殖しない限り高嶺の花になることだろう。今日はアジが一匹190円と安かったので三枚におろしてサシミで食べたが、おいしかった。


U-tubeに反捕鯨団体の制作した動画がたくさんあるが興味がある方は自分で検索して見て下さい。血を見たくない方にはお勧めしません。



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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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