2017 / 08
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以前はシャンゼリゼ劇場を本拠地にしていたパリ管弦楽団はサル・プレイエルに移ってしまいましたが、シャンゼリゼ劇場とサル・プレイエルでは演奏の迫力が違います。シャンゼリゼ劇場もサル・プレイエルも1900席ぐらいでそれほど座席数は変わらないのですが、シャンゼリゼ劇場の方が建物全体に共鳴するというか、最強音ではバルコニーが揺れるような感じさえあります。ただし円形のイタリアのオペラ座式の座席なので左右の舞台に近い方は見えない席があるのが難点で、以前は社交場的な要素が大きくて舞台は見えなくても客席が見えれば良かったのかも知れませんが、オペラやバレエでは見えないのは困ります。

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シャンゼリゼ劇場での思い出深い演奏会はたくさんあるのですが、小澤征爾がパリ管弦楽団を指揮したストラヴィンスキーの「火の鳥」とバルトークの「中国の不思議な役人」の二つのコンサートは、小澤とパリ管と作品の相性の良さが際立ち、本当にすごい演奏会でした。演奏が終わり隣のカフェで友達とコーヒーを飲んでいたら、感動したフランス人の聴衆がこの中にオザワはいるか?と聞いてきたので、僕です!とか言ってサインしてあげれば良かったのでしょうが、、、

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今年のシャンゼリゼ劇場の行きたいけれど行かれない演奏会は、5月7日の小澤の指揮でフランス国立管弦楽団のベルリオーズの「ロメオとジュリエット」、5月の26日のゲルギエフの指揮でウィーン・フィルの「火の鳥」、6月22日の小澤、ウィーン・フィルでメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」あたりでしょうか。

日本人の指揮者、佐渡裕が主席指揮者を務めるパリ・ラムルー管弦楽団もシャンゼリゼ劇場を本拠地にしています。

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サル・プレイエルはサントノレの通りにあり、メトロはテルンです。

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客席は日本のホールと同じような感じでシャンゼリゼ劇場より響きが硬いでしょう。

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Igor Stravinsky conducts The Firebird 作曲者自身の指揮による「火の鳥」

Ballet l'oiseau de feu firebird Stravinskyボルショイ・バレエ団による「火の鳥」

The Fire Bird: Benjamin Pech-Karl Paqueteベジャールの振り付けによる「火の鳥」

Igor Stravinsky's Firebird - Finalサイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルの「火の鳥」

Stravinsky-The Firebird (finale) 小澤征爾指揮、ベルリン・フィルの「火の鳥」

【うふふふ・・】
カフェでの小澤さんの1件、カザンさんっておちゃめですね~・・
サル・プレイエル、ということはピアノのプレイエル絡みのホールなのですかね?
ドイツではザール、フランスでもサル、ってやっぱりホールのことなのかな?
詳しくは知らなくて・・今度調べてみます・・
パリ管は管の音がとてもいい、って昔からいいますよね・・
勿論昔と今では若干色々違っているでしょうけれど・・
是非当時のを生で聴いてみたかったです・・
このところクラシックには食傷していたのですが、カザンさんご紹介のYou Tube発見が多くてとても癒されました・・
このところの記事で、画家でいらっしゃるのにどうしてそれほど音楽に造詣が深くていらっしゃるのか、納得がいきました・・
これからもご紹介、心待ちにしております・・
【】
サル・プレイエルはピアノのプレイエルの創業者の息子のカミーユ・プレイエルがパリの9区に小さなサロンを1830年に建てたのが始まりで、プレイエル社のディレクターのギュスターヴ・リヨンが現在の場所に大きなホールを1927年に建設しました。確か向かいがプレイエルのピアノの店舗だったと思います。サルはザールのことでサル・ガヴォーとかサル・コルトーとかがパリにあります。
70年代前半のパリ管はショルティが音楽監督で良かったのですが、ビチコフの時代はつまらない演奏でした。フランス国立管弦楽団もほぼ同じレヴェルの演奏で、金管の輝きはさすがですね。
【】
Stravinsky-The Firebird
You Tubeでストラビンスキーの映像を観れるなんてびっくりしました。1960年前後の映像でしょうか。
小澤征爾指揮のベルリン・フィルの「火の鳥」は迫力がありますね。不協和音を使用していても最近の現代音楽と比べると聞きやすいし。
レスピーギの「アッピア街道の松」もオーケストラが凄かったのですが、なんとなく共通性があるような?
そういえば二人とも先生がリムスキー・コルサコフでしたね。

【詳しく教えていただき、ありがとうございます!】
とても参考になりました・・
サル・コルトー?ピアニストのコルトーのホールと思われますが、
知りませんでした・・
こちらもまた調べてみます・・
色々と勉強になります・・これからも楽しみにしております!色付きの文字
【】
映像があるということはストラヴィンスキーが20世紀の作曲家だということが良く分かります。ストラヴィンスキーのレコードではブーレーズ、チョン・ミョンフンの演奏も素晴らしいですね。
春の祭典はシャンゼリゼ劇場で初演され、大スキャンダルになったそうです。
【】
サル・コルトーというのはパリのコンセルヴァトワール中にあって一般的にはあまり知られていないでしょう。
【今晩は。】
小澤征爾は日本だとまだまだチケットは高いですね。クラシックはブームがきたときだけ日本だともてはやされますが、ヨーロッパは日常的に楽しんでいるようで、うらやましいことです。
【】
ヨーロッパの演奏会では聴衆の年齢層が高いですね、でも日本も以前に比べたら年齢が高くなったのではないでしょうか?日本では歌舞伎に行く層がヨーロッパではオペラを鑑賞する層になるのかな?ヨーロッパであまりブームとかは起こらなくて安定していますね。日本は素晴らしいホールがたくさんあるので、もっと日常的に楽しんで欲しいですね。
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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

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