2017 / 09
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フランへの出発は1971年6月でした。海外へ行くのは初めてで、当時はそれほど情報はありませんでしたから多少の不安はありましたが、それよりも期待が大きかったのはもちろんです。いったい荷物は何を持っていったのでしょう?すっかり忘れましたが絵の道具と辞書と衣類ぐらいで小さなスーツケースは一杯になってしまいます。

音楽と絵画の芸術関係の留学生が一緒のフライトでしたが、作曲の加古隆さんは試験のときフランス語の成績が良すぎて語学研修が必要ないということで9月に来られました。
長い飛行時間の果てにパリのオルリー空港に着いて驚いたのは6月だというのに冬用のロングコートを着ている人が居たことです。気候の予備知識のないわれわれは半袖とかショートパンツの女性も居ましたから、寒さで震え上がりました。添乗員なんて同行して居ませんから、空港に着くとCROUSという留学生を扱う事務所の職員が迎えに来ていて、その日はパリの学生寮のようなところに泊まったと思います。僕は当時は大学院生でしたからそれほどのことはありませんでしたが、ヴァイオリンやピアノの女性はまだ高校生でしたからどれほど心細かった事でしょう。

翌日は語学研修のためにフランスの南西部のボルドーへの列車に乗せられ、6時間ほどの列車の旅。パリはどこも見ずに一気に地方へ送られました。

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藤田嗣治「猫を抱く少女」

【】
NHKで以前、藤田画伯の特集を観たような気がします。
藤田画伯の絵は、繊細な線と柔らかな美しい色彩が素晴らしいですね。
フォーレ・ドビュッシー・サティの音楽を聞かせて頂いた後に、この絵を観ると、なぜか嬉しくなります。
フランス芸術黄金期に日本人が活躍した訳ですから。
カザンさんは、彼の没後3年後に渡仏されのですね。

【】
1900年から1930年頃のパリのベル・エポックの時代は芸術や技術が花開き実に魅力的です。パリが魅力的であり続けるのは外部のいいものは受け入れる寛容性と好奇心があるためだと思います。
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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

http://utokazan.jp

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