2017 / 10
≪ 2017 / 09 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - 2017 / 11 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

翌年もドランデール教授はまだ日本に居て、審査委員長だったので、給費留学生の試験には受かりました。僕を試験に誘った清重君は落ちたので、彼も本気で行きたければ僕を誘わなければいいのに彼は無欲なんですね。その後彼はイスラエルなどに旅行して、イラストを書いていたけれど今どうしているだろうか、、、、

教授はもうだいぶ前に亡くなられたので書いてもいいと思うが、彼はホモセクシュアル、つまり同性愛者の面もあり、フランスに行ってから迫られたことがあり、ちょっと困りました。パリの大学都市の日本館に住んでいたときもスイス人からお誘いがあり、全然その気がないので断りましたが、誘われやすいタイプだったのかなぁ。。。。

一応フランス滞在中の生活費は支給されるのだが、行きの飛行機代だけはこちらの負担になり、旅費をためなければならないので、出発までの半年間は徹底的にアルバイトをした。メインは大手町の電電公社での電話交換手と番号案内の仕事だったが昼間も事務とかクリスマスケーキ作りとか、もう忘れてしまったが色々なことをした。

当時はエールフランスでパリまでの片道切符が26万円だったから現在の貨幣価値で考えると70万円以上だったでしょう。まだ直行便はなく、インド、中東、ローマ、を経由して24時間ぐらいはかかったと思うが、藤田嗣治の時代には船で50日かけて行ったことを考えればそれでも驚異的な近さと言えるでしょう。フランスに行く以前にも国内線や宮古島などで飛行機には乗っていたが、小学生の頃は自分が将来車を運転するようになるだろうということすらあまり実感としてはなく、飛行機に乗って外国に行くなどと言うのは夢にも思わなかったのだから、劇的な変化の面白い時代を生きたのはラッキーだったと思う。

90205a.jpg
藤田嗣治

今日の音楽は文章とは関係ないけれどサティーの「あなたが欲しい」

Satie Je te veux

それでは良い一日を!

この記事へコメントする















Kazan

Author:Kazan

最新の記事はこちら♪thumy2.gif

宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

karuizawakazan75.jpg


宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

http://utokazan.jp

宇藤カザンのYou-tube

ラ・ボエーム
想いの届く日
夜のタンゴ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。