2017 / 10
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ブログをお休みして四ヶ月が経ち、年が明けてしまいました。今は冬でもありますし、あまり花のことを考えるでもなく、花中心の生活をしているわけでもありませんので、花とガーデニングをテーマにしたブログを更新するには無理があります。

それに何年か続けていると、前にも書いたかも知れないと思うようなことが多くなり、だんだん花のことについて書くことがなくなってくるような、マンネリ化してくるような気がしてきました。
書きたいと思うよりもランキングに参加していることで半ば義務的に時間を費やしている気分にもなり、もっと別のことに時間を振り分けたいという気持ちが強くなりました。

既に62歳になり、残された時間をどう使うかをいやでも考えさせられますが、自分にとって最も大切なものは絵画と音楽と花であることには揺るぎがなく、さらには愛を加えても良いかもしれません。
花の中には美しい自然をも含みますが、いずれにしろ芸術や感動を求める生活です。

連続ドラマの「風のガーデン」をご覧になった方も多いのではないかと思うのですが、久しぶりに感動させられました。そこには、愛、花、音楽がたくみに組み合わされていて、まさに自分が望む世界で、脚本、演出、俳優、音楽のどれもが極めて水準が高く、粗雑なものが何一つない、長期に渡ってていねいに作られた美しい画面に引き付けられてしまいました。花の美しさと北海道の自然が実に魅力的で効果的だったのは言うまでもありませんが、改めて花の存在ってなんだろうと考えさせられます。

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また、最後に流れる平原綾香の歌うショパンの嬰ハ短調の遺作のノクターンをアレンジしたエンディング曲は彼女の声の魅力と曲の格調の高さがあいまって、とてもとても気に入ってしまって毎日のようにU-Tubeで聴いているので、パソコンに向かっていても頭の中に曲が鳴り響いています。楽譜も出版されているのが分かったので取り寄せて歌ってみたいと思うのですが、、、、平原綾香の声の印象が強く、もしかしたら前期高齢者かもしくは末期中年組みの僕が歌ったらどんなことになるのか、、、、

平原綾香のノクターン《カンパニュラの恋》 U-Tubeより

ショパンの遺作のノクターンは遺作と言うからにはショパンの死後に出版されたのですが、実はかなり若い頃に書かれたもので、彼の最初に書かれたF-mollのピアノコンチェルトの練習用として作曲されましたが、練習用と言うには目立って同じ音型は一ヶ所しかなく、完全に独立した作品となっています。
また本来はノクターンと言うショパン自身の表示がないのですが、ほとんどのピアニストがノクターン全集のCDで演奏しているにもかかわらず、ポリーニはこの通称20番も、もう一つの遺作の21番もノクターン集に入れていません。ほとんど世界的にノクターンとして認知されているのに、そこまで頑なに拒否しなくってもいいのにと思うのだが、、、、

さて誰の演奏が好みかと言えば、今年のウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでも指揮をしたバレンボイム(変換したらなんだか怪しげな《場恋慕医務》なんて出てしまった・・・)のゆったりしたテンポの繊細で透明感のあるタッチの演奏が好きです。

この曲の特徴は平原綾香の歌うノクターン《カンパニュラの恋》にも使われている高音から三連符で下降する哀しく切ない感じのメロディーが印象的ですが、甘さと諦めと慰めの感情が入り混じっているように感じます。ショパンの曲の中でもノクターンやマズルカは特にテンポの緩急に弾く人の個性が現われると思うのですが、小曲ではあってもいろいろなフレージングが考えられ、尽きぬ魅力があるでしょう。

またこの曲はおもにアンコール・ピースとしてのヴァイオリン曲にも編曲され、ミルシュタイン版がとても魅力的なのですが、少女時代のサラ・チャンが完璧な演奏をしています。最近の彼女の演奏は派手すぎて、音楽的に成長しているかは疑問に感じますね。

サラ・チャンのショパンのノクターン

サラ・チャンのエルガーの愛の挨拶

それにしても花や音楽はどうしてこうも美しいのでしょう?嫌なことが多い世の中で自然が作り出した奇跡や天才が紡ぎ出した妙なる調べと絵という不思議なものに関わる2009年となることには違いないでしょう。


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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

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