2017 / 08
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 10年前の日本では「なんでこの植物が日本にないのだろう?」と思ったが、今では「なんでこんなものまで日本にあるのだろう!」という驚きに変わった。
 20年前の園芸書といえば在来種の育てやすい1、2年草が中心で、タキイやサカタのカタログでアルケミラやアリッサム・サキサチーレなどの宿根草は取り寄せられたが園芸書には載っていなく、インターネットを始めていなかったので情報を得ることができなかった。もっともインターネットで調べても日本語のサイトには何も出てこなかったでしょうが、、、

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 15年前にシシングハーストの庭を訪れた時、日本人には一人も会わなかったが、最近では必ず日本人の観光客がいるどころかスコットニーやスードレーでガーデナーとして園芸作業をしている若い日本女性の姿を何度も見る。さらにはコッツォルズの目立たない小さなナーセリーで日本人の女性が苗の管理をしているのに出会ったりすると本当に驚くばかりの変わりようである。

 20年前にガーデニングという言葉もなかったころ葉山で園芸をしていると「若いのにお好きね。」と隣の園芸好きのおばあさんに言われたほどで、園芸は隠居してからするというのが普通の観念だった。

 日本の園芸事情が劇的に変わり、若い人にも興味が持たれるようになったのは「ビズ」でイギリスの庭園が紹介されてからだろう。「ビズ」でシシングハーストのホワイトガーデンが紹介されたのが93年の夏ごろだったと思うが、それを機に秘密の花園は誰もが知るイングリッシュガーデンの聖地になったのではないだろうか。

 僕がシシングハーストを初めて訪れたのが91年でそれ以来ここだけは毎年訪れているからもう15回ぐらい訪れていることになるのだが、この庭はナショナルトラストが管理しているので今でも15年前とほとんど変わらない。
 個人の庭だったら15年でかなり変化するのだがナショナルトラストは作られた庭を維持管理するのが目的だから当然と言えば当然で、変わらないということに多少の物足りなさはあるもののその完成度とホワイトガーデンの魅力にはやはり尽きぬ魅力がある。

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 ホワイトガーデンでは白い花はもちろんのこと銀色の葉の植物が多く使われていて、もちろん僕も白い花と共に銀葉もコレクションすることとなった。上の写真はアルバ・ガーデンのホワイトガーデンだがアンテミス・クパニアーナの白い花の間にアルテミシアを植えている。どちらも株分けや刺し穂で簡単に増えて広い範囲を覆うにはとても便利。

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 セラスチウム(夏雪草)は今では日本でも多く見られるが、朝霧草などと共に以前は何でないのだろう、きっと日本では育たないのだろうと思った花です。グラウンドカバーに適しているが間の雑草を抜くのに一苦労します。茎が凄く細く、水分のなさそうなロックガーデンなどで大きく広がっていく。

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 アルテミシア・ステレリアナ。キク科のアルテミシアには銀葉の種類がたくさんある。

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アルテミシア・ルドヴィキアナ

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エリンジウム

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 ラムズイヤー(羊の耳)と呼ばれるスタキスの葉も青みがかったシルバーで簡単に育つので便利です。

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カルドーン(キナラ・カルドウンクルス)と呼ばれる銀葉のアザミの一種です。

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ヒューケラ・シルバー・スクロール

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ブルネラ・マクロフィラ

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シクラメン・ヘデリフォリウム


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【あこがれのホワイトガーデン】
いながらにしてイギリスの日々の様子がわかるって
とても毎日が楽しみです。
外国のお庭も一度はたずねてみたいですが・・・
今は3年目の庭の手入れが一番かな・・
アルテシミアステリアナ先日手に入れました。
エリンジリウム・・海岸沿いの家は潮風に強いというのも大事な条件です。毎日海を見ながらバラを育てています。
【】
エリンジウムは乾燥には強いけれど湿気には弱いと思います。フランスでは冬の湿気で良く枯らしてしまいました。
【】
 私も「ビズ」を愛読しています。
 シシングハーストのホワイトガーデンが掲載されている号も
持っています。
 何よりカラー写真が美しいので、気に入っています。
 マイガ-デンにもミニなホワイトガーデンのコーナーを
つくっています。
 3年前にパソコンを始めてすぐにガーデニングを検索し、
モウズイカさんや宇藤カザンさんのホームページを拝見させていただきました!!
 パソコンで素晴らしいガーデンの数々を拝見させていただき
こんなに嬉しいことはありません。
 毎日楽しみにしております!!
【ささゆりさん】
いつもコメントありがとうございます。
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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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