2017 / 08
≪ 2017 / 07 - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - 2017 / 09 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グラヴェル・ガーデンの続きです。
名園と言われるものがどうして生まれるかと言うと、一人の個性的な感性の持ち主が頑固なまでにこだわりを持ち続け、情熱を傾けて限りない努力をしたときに生まれるように思う。だから公共の公園だとか皆で話し合って作った庭園はつまらないものになるだろう。そういう意味でベス・チャトーさんの植物の選択と植栽へのこだわりには大変なものがあったように思われる。ブレッシンガムもきれいな庭ではあるが植物の組み合わせと言う点でやや物足りなさを感じた。
下の写真では葉の色と質感の組み合わせを楽しんでいるよう。後ろのベルベリスと開きかけのアリウムの色が呼応しているけれど、これも計算されたものなのでしょう。ヘリクルスムの銀葉とのコントラストも美しい。左はサントリナ・ピンナタ。

70114a.jpg

アリウム・スティピタツムかな?それともアフラチュネンセ?ギガンテウムではないと思うが似ている種類がいくつかあるので区別は難しい。

70114b.jpg

70114c.jpg

オリエンタル・ポピーとエリンジウム。

70114d.jpg

70114h.jpg

オリエンタル・ポピーとグラジオラス。これはオリエンタル・ポピーだが良くオピウム・ポピーと間違われる。先日のNHK-TVのターシャ・テュダーの番組でもオピウム・ポピーをオリエンタル・ポピーと間違って表記していた。オリエンタル・ポピーは葉と茎に毛があり、宿根性だがオピウム・ポピーは葉と茎に毛がなく一年草で、日本では栽培が禁止されているがヨーロッパでは栽培できる。

70114e.jpg

ニュージーランドの植物であるフォルミウムの近くに写っているケシはオピウム・ポピーです。

70114f.jpg

こちらの花がオピウム・ポピーで、色は白から黒に近い紫までで、一重と八重があります。

70114i.jpg

オピウム・ポピーの葉は明るい青みががかった色です。

70114x.jpg

こちらはオリエンタル・ポピーの葉で全体に毛があるのですぐに区別が付きます。

70114z.jpg

オピウム・ポピーはアヘンが採れるから日本では栽培が禁止されているのだが、なぜヨーロッパでは栽培ができるのだろうかといつも疑問に思う。同じケシでも寒い地方ではアヘンが採れないということは聞いたことがあるが本当だろうか?イギリスやフランスでは美しい花なので禁止するには忍びなく、個人の良識に委ねているということなのでしょうか?良識の薄い日本では無理ということなのか?料理に使うケシの実はオピウム・ポピーの種だと思うが、種の鞘は形がユニークなのでドライフラワーとしてよく使われている。種はケシ粒と言われるほど小さく、どうしてこんな小さい粒から大きく育ち、花が咲くのか不思議。自然の生命の神秘である。


br4jpg
←人気ブログランキングに参加しています。
ネコをクリックするとポイントがアップして、花のブログがたくさん見られます。

1日1回クリックすると10ポイントアップします。同じ日に2度クリックしてもカウントされません。皆さんの応援が励みになります。

宇藤カザンのホームページ[イギリス・フランス花景色] はこちら。


【】
「一人の個性的な感性の持ち主が頑固なまでにこだわり続け情熱を傾け、限りない努力をしたときに生まれる」今朝はこの言葉にハットいたしました。ブログを見せていただきながら、感動の違いは何だろうと考えていました。このことはどのような世界にも当てはまると思いました。感性と限りない努力(エネルギー)に感動するのですね。
【】
庭園を訪れるに当たって個人の進化し続けている庭というのが一番おもしろいですね。その点、ナショナルトラストが管理する庭は維持が目的なのでスリリングな実験はできない訳で、、、でも過去の遺産、特に庭園という、1年放っておいたら取り返しの付かなくなるものを維持すると言うのも大変なことでその精神は素晴らしいものです。
【】
ケシ達の美しいこと。アヘンが採れるオピアム・ポピーは何だか怪しげな美しさを備えているような気がします。ケシと言えばカザンさんのアルバ・ガーデンに咲いていたメコノプシス・カンブリカも素敵でしたねー。あんな綺麗なケシを見たことがありませんでした。
【】
「一人の個性的な感性の持ち主が頑固なまでにこだわりを持ち続け、情熱を傾けて限りない努力をしたときに生まれる」
私もこの言葉にぐぐっときました。
植栽した人物の主張と、生きている植物たちの命の主張がうまくからみあって、名園が生まれるんですね。
【】
アルバガーデンには百株以上の純白のオピウム・ポピーがあり、特に夕暮れにボーッと浮かび上がるのがすごくきれいでした。日本でも知ってか知らずか庭に咲かせているのを見たことがあります。
この記事へコメントする















Kazan

Author:Kazan

最新の記事はこちら♪thumy2.gif

宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

karuizawakazan75.jpg


宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

http://utokazan.jp

宇藤カザンのYou-tube

ラ・ボエーム
想いの届く日
夜のタンゴ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。