2017 / 10
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  半日陰の湿り気のある豊穣な土を好むディケントラ(ケマンソウ)はそのユニークな花の形が面白く、和名をタイツリソウという。確かに鯛が釣れているようにも見えなくはないが欧米ではハートになる。

 イギリスでは直訳すれば「出血している心臓」となるが、bleedには心がひどく痛むとか嘆き悲しむという意味もあるから「嘆きのハート」の方が花の名前らしい。
 フランスではマリーのハートまたはジャネットのハートと呼ばれるがマリーの方が一般的で、イギリスとフランスを合わせて「嘆きのマリー」なんていうノスタルジックな映画のタイトル風はどうだろう?色は赤紫が一般的だが白花族のカザンはもちろんホワイトマリーを植える。

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 ディケントラ・フォルモーサ(ハナケマンソウ)というケマンソウより小さなハートのコマクサに近い感じの品種もあり、こちらの方がカザン好み。花は白と淡いピンクから紫に近い色まで、葉の色も黄色から青みがかったものもあり株分けで増やすが、花がなくても葉が美しいのでエピメディウム(イカリソウ)や半日陰を好む他の植物との混植を楽しむ。高山植物のコマクサの花もタイツリソウとそっくりなハート型だが、馬の顔に見えたようで駒草という名になった。山では鯛は釣れなかったようだ。

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 そもそも心臓=ハートの形というのは西洋の概念であり、心臓、心、感情は一体化している。でも厳密に言えば感情をつかさどるのは脳であるのだが心臓は体の中心部にあるから、心は心臓から発するというほうが実感しやすい。それにしてもハートマークはシンプルで素晴らしいデザインなのでグッドデザイン賞をあげたい。

 ディケントラの中には希少な黄色の花もあり、下の写真のズボンを逆さにした形のククラリア、英語名は「オランダ男のズボン」という品種もあり、ここまでくると正真正銘のマニアックかな?

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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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