2017 / 07
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バルバラ Barbara の "Le mal de vivre" ですが mal は「痛み」とか「苦しみ」の意味です。バルバラの歌詞は難しくて苦し紛れになってしまい、意味不明なところもあるかも知れませんがご容赦を。

1965年に発表された同名のアルバムに収録されています。歌詞の中のヴァルミーもヴェルダンも時代は異なりますが戦場として有名な地名です。

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Le mal de vivre  Barbara  生きる苦しみ  バルバラ

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Le mal de vivre  生きる苦しみ     《宇藤カザン訳》

Ça ne prévient pas quand ça arrive
Ça vient de loin
Ça c'est promené de rive en rive
La gueule en coin
Et puis un matin, au réveil
C'est presque rien
Mais c'est là, ça vous ensommeille
Au creux des reins

それは前触れもなくやって来る
遠くからやって来る
岸から岸へとつたい来て
街角でおしゃべりをし
そしてある朝、目が覚めると
ほとんど消えている
けれど体内に居座り
あなたの眠気を誘う

Le mal de vivre
Le mal de vivre
Qu'il faut bien vivre
Vaille que vivre

生きる苦しみ
生きる苦しみ
それでも生きなければ
生きるに値しなければ

On peut le mettre en bandoulière
Ou comme un bijou à la main
Comme une fleur en boutonnière
Ou juste à la pointe du sein
C'est pas forcément la misère
C'est pas Valmy, c'est pas Verdun
Mais c'est des larmes aux paupières
Au jour qui meurt, au jour qui vient

それは背負いの革袋に入れることも出来れば
手の中の宝石のようでもあり
ボタンの穴に差した花のようでもあり
あるいは乳首みたいなのかもしれない
とりたてて悲惨と言うわけでもなく
ヴァルミーでもなければヴェルダンでもない
けれどもそれは一日が終わる時の
一日が始まる時のまぶたに浮かぶ涙

Le mal de vivre
Le mal de vivre
Qu'il faut bien vivre
Vaille que vivre

生きる苦しみ
生きる苦しみ
それでも生きなければ
生きるに値しなければ

Qu'on soit de Rome ou d'Amérique
Qu'on soit de Londres ou de Pékin
Qu'on soit d'Egypte ou bien d'Afrique
Ou de la porte Saint-Martin
On fait tous la même prière
On fait tous le même chemin
Qu'il est long lorsqu'il faut le faire
Avec son mal au creux des reins

ローマからであろうが、アメリカからであろうが
ロンドンかであろうが、北京からであろうが
エジプトからであろうが、アフリカからであろうが
あるいはサン・マルタン門からも
誰もが同じように祈り
同じ道を辿る
体内に苦しみを抱えながらも
そうしなければならないのは
なんと長い道のりであることか

Ils ont beau vouloir nous comprendre
Ceux qui nous viennent les mains nues
Nous ne voulons plus les entendre
On ne peut pas, on n'en peut plus
Et tous seuls dans le silence
D'une nuit qui n'en finit plus
Voilà que soudain on y pense
A ceux qui n'en sont pas revenus

素手で訪れる彼らが
私たちに分かってもらおうとしても無駄である
私たちは彼らの言う事に耳を傾けようとしないのだから
それはできない、無理な相談なのだ
けれども永遠に続く夜の静寂の中で
一人になった時に突然思い至るのだ
戻って来なかった人々のことを

Du mal de vivre
Leur mal de vivre
Qu'ils devaient vivre
Vaille que vivre

生きる苦しみ
体験しなければならなかった
彼らの生きる苦しみは
存続する価値がある

Et sans prévenir, ça arrive
Ça vient de loin
Ça c'est promené de rive en rive
Le rire en coin
Et puis un matin, au réveil
C'est presque rien
Mais c'est là, ça vous émerveille
Au creux des reins

それは前触れもなくやって来る
遠くからやって来る
岸から岸へとつたい来て
街角で笑い
そしてある朝、目が覚めると
ほとんど消えている
けれど体内に居座り
あなたを感嘆させる

La joie de vivre
La joie de vivre
Oh, viens la vivre
Ta joie de vivre

生きる喜び
生きる喜び
ああ、喜びよ生き生きとあれ
あなたの生きる喜び

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ルフランの部分の il faut bien vivre は「食うためには仕方がない」という成句だが、ここでは文字通りのニュアンスで訳してみた。


clk.jpg  Merci
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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

http://utokazan.jp

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