2017 / 03
≪ 2006 / 03 - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - 2006 / 04 ≫

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「もう森へなんか行かない」 "Ma jeunesse fout l'camp" は1967年にフランソワーズ・アルディ Francoise Hardy のために書かれた曲ですが、フランス語の題は「私の青春は立ち去ってしまう」と言う意味です。この曲は過ぎ去った青春を懐かしむ歌ではありますが、歌詞にはいろいろな意味が含まれていると思われます。

まず「私たちはもう森へ行かない」と言う童謡があり、表面的には森で楽しく踊って好きな相手にキスをしなさいと言う内容です。フランス人は誰でも知っている歌なので、この歌の内容が下敷きになっているでしょう。

20206aaa.jpg

Ma Jeunesse Fout Le Camp  Francoise Hardy  もう森へなんか行かない アルディ

20207uut.jpg

Ma jeunesse fout l'camp  Guy Bontempelli  もう森へなんか行かない ギィ・ボンタンペリ

20207hdf.jpg

Ma jeunesse fout l'camp もう森へなんか行かない

Ma jeunesse fout l'camp
Tout au long d'un poème
Et d'une rime à l'autre
Elle va bras ballants
Ma jeunesse fout l'camp
A la morte fontaine
Et les coupeurs d'osier
Moissonnent mes vingt ans
  
私の青春は去って行く
一篇の詩をたどり
韻を踏みながら
腕を揺らしながら
私の青春は去って行く
枯れた泉へと
柳の枝を切る人が
私の二十歳を刈り取る

20207dewq.jpg

Nous n'irons plus au bois
La chanson du poète
Le refrain de deux sous
Les vers de mirliton
Qu'on chantait en rêvant
Aux garçons de la fête
J'en oublie jusqu'au nom
J'en oublie jusqu'au nom

私たちはもう森へなんか行かない
詩人の歌
安っぽい節
下手な詩句
夢見心地で歌った
祭りで出会った男の子たちに
名前すら忘れてしまった
名前すら忘れてしまった

20207sd.jpg

Nous n'irons plus au bois
Chercher la violette
La pluie tombe aujourd'hui
Qui efface nos pas
Les enfants ont pourtant
Des chansons plein la tête
Mais je ne les sais pas
Mais je ne les sais pas

私たちはもう森へなんか行かない
スミレを摘みに
今日降る雨が
私たちの足跡を消して行く
子供の頭にはたくさんの歌があるけれど
私はそれを知らない
私はそれを知らない

20207gggdd.jpg

Ma jeunesse fout l'camp
Sur un air de guitare
Elle sort de moi même
En silence à pas lents
Ma jeunesse fout l'camp
Elle a rompu l'amarre
Elle a dans ses cheveux
Les fleurs de mes vingt ans

私の青春は去って行く
ギターの調べに乗って
私から去って行く
静かにゆっくりと
私の青春は去って行く
私との絆を断ち切り
その髪に
私の二十歳の花を飾る

20207ggt.jpg

Nous n'irons plus au bois
Voici venir l'automne
J'attendrai le printemps
En effeuillant l'ennui
Il ne reviendra plus
Et si mon cœur frissonne
C'est que descend la nuit
C'est que descend la nuit

私たちはもう森へなんか行かない
そこには秋がやって来たから
私は春を待ちましょう
憂いを摘み取りながら
でも春はもう戻らないでしょう
私の心が震えるとしたら
それは夜の帳が降りるとき
それは夜の帳が降りるとき

20207ske.jpg

Nous n'irons plus au bois
Nous n'irons plus ensemble
Ma jeunesse fout l'camp
Au rythme de tes pas
Si tu savais pourtant
Comme elle te ressemble
Mais tu ne le sais pas
Mais tu ne le sais pas

私たちはもう森へなんか行かない
もう一緒には行かない
私の青春は去って行く
あなたの歩みに合わせて
青春はどれほどあなたに似ているか
あなたが知っていたなら
だけどあなたはそれを知らない
だけどあなたはそれを知らない

20207hgyt.jpg

「森へ行く」と言う意味ですが、パリはともかく自然豊かな地方であれば近くに森があります。フランスの森の中には小道が縦横に走っていて、ピクニックや散策の場ですが、恋人たちにとっては愛の逢瀬の場でもあります。
スミレを摘みに行くと言う表現がありますが、「森にスミレを探しに行こう」というのはデートの誘い文句かも知れません。

最初の節の枯れた泉ですが、泉は生命、活力の象徴です。次の柳を切る人と言う意味が難しいのですが、枝垂れ柳は "saule pleurer" で「悲しげな柳」となり、柳の木は涙や悲しみの象徴として扱われることが多いと思われます。しかしここでは単に詩的なイメージの表現かも知れません。

20205gdr.jpg


wink.gif人気ブログランキングに参加していますpetitenote.gif

おかげさまでフランス語部門ベスト3入り!今日はニャン位かな?
お帰りにポチッと足跡残していってね♪



【22の時から良く聞いてました】
この曲最高ですねアルディはもっと秋のランデブーとか言い曲沢山ありますが。いつか個人的にこの曲は練習して唄いたいと思います・
【】
「もう森へなんか行かない」は詩もいいですね。
アルディーの「秋のランデブー」は秋になったら訳そうと思いますが、先に「ソレイユ」という曲を取り上げます。
【時の流れを感じます】
私も大学時代に幻想的なメロディに魅せられ、夜部屋の電気を消して聴いていたものです。アルディのその頃のイメージしかないものですから40年後の上記の白髪の姿は少しショックでした。曲のタイトルのとおり「青春が去った」気がしました。それにしてもアルディは倍賞美津子似の日本人に親しみやすい顔立ちをしています。
【】
こんにちは、

ラピーヌのシャンソニエは6月は歌う人が7人だったのですが、9月の会は16人が歌います。また来年1月ごろ中野の小さなホールで発表会も予定しています。
【】
会を重ねるごとに盛況になり素晴らしいですね。毎回でも参加したいのですが「フランスは遠きかな」の心境です。1月の発表会はできるだけ参加したいと思います。仲間内で歌うのもいいですが、大勢の聴衆の前で歌うのもスリルと醍醐味を味わいつつ歌い手として成長するのでは?それに向け練習にさらに磨きをかけなければいけませんね。
【】
1月はピアニストと会場の空きが合わず12月10日(月)の午後に決まりました。会場は100名程度の小さいところです。
この記事へコメントする















Kazan

Author:Kazan

最新の記事はこちら♪thumy2.gif

宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

karuizawakazan75.jpg


宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

http://utokazan.jp

宇藤カザンのYou-tube

ラ・ボエーム
想いの届く日
夜のタンゴ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。