2010 / 02
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軽井沢混声合唱団では現在「カルメン」を練習しているのだが第二幕の中に「花の歌」と呼ばれるテノールのアリアがある。カルメンによって投げられた花を受けたドン・ホセが花の香りの魔力によってカルメンを愛するようになってしまった苦しさを切々と歌うのだが、美しい旋律の名曲だと思う。最高音はB(シ♭)だから簡単には歌えないが、歌えたらなぁと憧れる曲です。

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ドミンゴもカレーラスも素晴らしいが今日は往年の名歌手のフランコ・コレッリで聴いてみましょう。

Franco Corelli sings La fleur

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プッチーニのトスカのカヴァラドッシが歌う「星は光りぬ」は銃殺刑を前に「もっと生きたかった」と歌うテノールのアリアの名曲中の名曲である。ロベルト・アラーニャで聴いてみます。

E lucevan le stelle - Tosca - Puccini

プラシド・ドミンゴももちろん素晴らしいのでどうぞ。

Tosca - E lucevan le stelle

レオン・カヴァレロのパリアッチ(道化師)の妻に裏切られ悲しみに暮れながらも道化役者を舞台でしなければならない状況での「衣装を着けろ」は心を打つアリアです。パヴァロッティはいかがでしょうか?

Pavarotti Vesti La Giubba - I Pagliacci

これらのアリアを感動的に歌えば拍手の嵐が起きる。その時のオペラ歌手はどんな気持ちなのでしょうね。舞台でライトを浴びて拍手を受けると麻薬のような陶酔感に襲われ、病み付きになるようだけれど、、、、


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今日の午後は上田市までシャンソンを歌いに行ってきました。去年の9月からシャンソンを歌い始めたのですが、人の前で歌う経験が少ないので月に一回だけ集まってシャンソンを歌う会のシャンソニエ・モーブに出席しました。10人ほどが2曲ずつ歌い、僕は「雪が降る」と「サン・ジャンの私の恋人」を歌いました。

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軽井沢から上田の会場までは約1時間半かかります。軽井沢町役場前の18号線から浅間山が正面に見えます。

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そのまま18号線を行っても良いのですが信号が多いので追分から浅間サンラインを行くことにします。

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浅間サンラインは右に浅間山を眺め左下には佐久の市街や遠くの山並みを望める気持ちの良い道路です。

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小諸市に入ったところから遠くの山を望みます。八ヶ岳方面でしょうか?

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いつもとは違う角度の浅間山。

今日の夜は合唱の練習でいつもの「カルメン」、シャンソンからオペラへとなかなか忙しく、さすがに歌い疲れました。

今日は「サン・ジャンの私の恋人」をお聴きください。


Mon amant de Saint-Jean - Patrick Bruel


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フェデリコ・フェリーニの映画「道」もまたニノ・ロータの音楽が素晴らしい。イタリア映画の最高傑作でしょう。粗野な大道芸人のザンパノに翻弄される純粋なジェルソミーナの悲しげな目が胸に焼く付く。ジェルソミーナはジャスミンの花の意のようだ。

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La Strada-Gelsomina

さて冬季オリンピックだがフィギュア・スケートの男子フリーの演技で高橋大輔がこの「ジェルソミーナ」で演技をする。

女子も男子も日本のフィギュア・スケートが世界最高のレヴェルにまでなるとは昔はとても想像できなかった。技術的にも素晴らしいが、何よりも感動するのは芸術的な表現の高さで、ここに至るまでには西洋文化を吸収するための長い時代の経過や第一級のコーチをつけるだけの経済力など、本人の素質以外にも様々な条件が必要だったと思う。

何はともあれフリーの演技で4回転ジャンプを成功させ、高橋大輔が金メダルを取ってくれることを期待したいですね。


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映画の邦題について書いたが、シャンソンも似たようなところがある。日本ではシャンソンを歌うのはほとんど女性なので女性が好むような詞に書き換えられ、そのため情緒的なものになりやすい。それともう一つの問題はフランス語と日本語の情報量の違いだ。原則として日本語では一つの音符に一つの音なのだがフランス語では一つの音符に一つの単語を入れることも出来るからたくさんの内容を盛り込むことが出来る。そこで日本語に訳すとなると半分ぐらいの内容しか伝えることが出来ないから物語性がなくなる。

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今歌っているシャルル・アズナブールの「ラ・ボエーム」も日本語になると希薄な内容になるような気がする。

フランス語ではだいたい以下のようになる。

20歳前の遠い昔の話をしよう。その頃住んでいたモンマルトルの小さな部屋の窓辺からはリラ(ライラック)の花が咲くのが見え、みすぼらしい部屋は寒々としていたが、そこは彼女との愛の巣だった。二日に一度しか食事にありつけず、いつも僕は餓えを叫んでいたが、きれいだった君は裸で僕の絵のモデルになってくれた。

近くのカフェに仲間が集いストーブを囲み、詩を詠んだり、語り合って冬の寒さを忘れようとしていたが、自分の才能を疑わず、空っ腹を抱えたこの惨めさの後には、栄光の日々があるものと誰もが確信していた。たまにビストロで温かい食事にありつく時は一つの皿を二人で分け合って食べたが、それでも幸せな日々だった。

イーゼルのキャンバスの前に君をモデルに夜が白むまで乳房や腰の線を何度も何度もデッサンし、快い疲れの果てに夜明けのカフェオレの前に座る。僕たちはその時代の流れ中に生き、愛し合い、青春を謳歌した。

たくさんの時が流れたある日、たまたま近くを通ったので昔住んでいたところを訪ねてみることにした。若い頃見慣れた通りや建物の壁は当時の面影を留めず、階段の上にあったアトリエはなくなり、新しい装いのモンマルトルは寂しげでリラの木も枯れていた。若くて愚かだった二十歳の頃、ラ・ボエーム、今では何の意味もない言葉。

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実は今日はラ・ボエームを小諸市の小さな会場でフランス語で歌いましたが、ピアニストがとても上手だったので気持ち良く歌えました。来週の木曜日は上田市で歌う予定です。

以前若い頃のアズナブールの「ラ・ボエーム」を紹介したと思うのですが、5,6年前のコンサートのが見つかりました。以前と比べると随分自由にというか崩して歌っています。若い頃に比べると声の輝きなどはどうしても衰えて来るのでより演劇的な表現になるのかもしれません。また同じ曲を長く歌っていると少し変えて歌ってみたくなるということもあるでしょう。

La Bohème - Charles Aznavour - Live in Concert 2004

金子由香利が歌うラ・ボエームは多分なかにし礼の訳詩だと思われるが、ちょっと甘美過ぎ、僕には気恥ずかしくて歌えない。元の歌には詩を詠むという言葉があるがヴェルレーヌやボードレールとはない。ラ・ボエームが作曲された1955年ごろだったら実存主義の頃だったのだろうか?前世紀の詩を学生が愛唱するかな?と思ってしまう。

ラ・ボエーム 金子由香利



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いつも映画の邦題について思うのだが、原題とまったく違う場合がすごく多い。

「めぐり逢い」は An affair to remember だが 「思い出す出来事」という意味だろうか?そしてこれは描かれた絵を指しているのだろうか?

たとえばスウェーデン映画の ELVIRA MADIGAN(主人公の名前)の邦題は「みじかくも美しく燃え」となり、フランス映画の「JULES ET JIM」ジュールとジム(映画の中の登場人物の名)は「突然炎のごとく」の邦題となるなどきりがないが、「禁じられた遊び」のようにそのまま訳されたものもある。

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しかし「突然炎のごとく」とは映画の内容と合っているかどうかはともかく、人の気を引くタイトルだと思わずにはいられない。日本では映画に限らず文化的な催しは圧倒的に女性客が多いので、女性の感性に訴えるものにしなければならないのだろう。

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フランソワ・トリュフォーはジャン・リュック・ゴダールとともに60年代のフランス映画のヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)の代表的な監督だが、学生の頃フランス映画のしゃれたセンスに惹かれて、よく映画館に通った。特に「突然炎のごとく」の淡々とした流れの中でジャンヌ・モローの演技が実に魅力的に感じた。

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映画の中でジャンヌ・モローが Le Tourbillon (de la vie) 渦巻き、つむじ風、(人生の慌しさ)を歌う。

"Le Tourbillon" - Jeanne Moreau - Jules et Jim

「みじかくも美しく燃え」ではモーツァルトのピアノ協奏曲21番の第2楽章が使われている。
23番、27番とともに最も僕が好きなモーツァルトのピアノ・コンチェルトです。

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Elvira Madigan

Mozart Piano Concerto No. 21 2nd Movement Barenboim

今日の軽井沢は雪で道路はツルツルでした。早く春にならないかな~と思うけれど、軽井沢では5月の連休までは寒い日が続くようです。

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「めぐり逢い」のラストシーンは泣かせるが、もう一つ思わず涙してしまうラストシーンにチャップリンの「街の灯」(まちのあかり)がある。

盲目の美しい女性の花売りに恋した誰からも馬鹿にされている浮浪者のようなチャップリンが手術して目が見えるようになった花売りと偶然街で出会い、自分の正体を打ち明けられずにいたが、手を触れた感触で花売りは彼が治療のためのお金を出してくれたと悟る。その時のチャップリンの表情は言葉にならぬほど素晴らしく、何度見ても感動してしまう。

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次のU-Tubeは「街の灯」のラストシーンだが、時間がある方はその下の 1/9 から全部ご覧になることをお勧めします。2/9・・・3/9・・・と右の関連動画から探していけば全編見られます。


Charlie Chaplin: CITY LIGHTS - 9/9   ラストシーン

Charlie Chaplin: CITY LIGHTS - 1/9 始まり、始まり、、、、


charles chaplin limelight  ライムライトの音楽はチャップリン自身の作曲です。

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ケーリー・グラントとデボラ・カーの美男、美女による「めぐり逢い」という映画がある。

フランスからアメリカに向かう客船でそれぞれ婚約者がある男女がめぐり逢い、互いに惹かれてしまう。富裕者との結婚を捨て、自ら生計を立てられるようになったら半年後にエンパイア・ステート・ビルの展望台で再会しようと約束したが、、、、、、、

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アメリカ映画らしい至れり尽くせりのロマンチックな名作だが、設定、ストーリーがとてもいい。ただしケーリー・グラントは画家にしては美男すぎてイメージが違うように思うけれど、それでは画家らしいというのはどういう事かと問われれば良く分からなく、自分自身ではあまり画家らしくないと思っている。時々作曲家と思われることがあるかな?


名画には名曲が付き物で甘く美しい「思い出の恋」を聴きましょう。まずはサウンド・トラックで、

Affair to Remember - Meet At Empire St Bldg

次はピアノで、

An Affair To Remember - Emile Pandolfi

ヴォーカルで、

An Affair To Remember - Jane Morgan - lyrics


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昨日の土曜日は吹雪模様でしたが軽井沢の大賀ホールで田嶋陽子さんのトークと歌によるコンサートがあってスタッフとして会場に行っていました。なぜ僕がスタッフかというと、田嶋さんとは月に一度シャンソンのレッスンで一緒なので僕が会場の整理をすることになったのです。受付、ホールのドアの開閉、公演が終わってからのCD屋本の販売、田嶋さんと記念写真を撮る人のシャッター押しなどをしたのですが、二次会がいつもシャンソンのレッスンのある「花の妖精」のサロンであり、終わったのが夜の9時頃でした。

ところで田嶋さんの歌は素晴らしかったのです。魅力的な声だし、声量はあるし、ピアニシモの表現も説得力がありました。そして14曲を1人で歌いきり、かなりのトークをこなした気力はすごいなと思いました。

彼女は63歳ぐらいから歌を始めたようで、その点では僕と同じぐらいの年齢から始めたことになるのですが、僕が後5年ぐらい経ってどこまで上達するかは分かりませんが、目標が出来たことは確かです。

たくさんの人が写真を撮っていましたが僕は撮らなかったので今回は写真はありません。

個人的に特に良かったと思ったのはヴェトナムの曲の「美しい昔」とソヴィエトの曲の「鶴」で、戦争によって別れ別れになったり、死んだ戦士が鶴になって舞い戻ると言うような内容でした。

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Zhuravli 鶴 Gamzatov作詩 Prenkly作曲

Zhuravli 鶴 歌 ホロストフスキー 

題名は同じ「鶴」だが別の曲。悲しげな女性の声と鶴の飛翔する画像。

Zhuravli



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太田裕美の「木綿のハンカチーフ」がヒットしていた頃はフランスのナンシーに居たのだが、75年か76年のある日、テレビのニュースでジャック・ブレルが引退するというニュースをやっていた。ジャック・ブレルといってもシャンソンを聴く人以外は知らないだろうと思うが、彼はベルギーの歌手で、最大のヒット曲は「行かないで」だが、ニュースの中でブレルが歌うシーンが流れ、最後にアナウンサーが「ジャック・ブレルは行ってしまった。」と締めくくった。

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ブレルは歌うと言うよりも切々と語るようなシャンソンだと思うが「行かないで、行かないで、行かないで」と何度も繰り返す歌は僕にはどうかなと思っていたが、フランス語でなら抵抗なく歌えそうな気がしてきた。

楽譜を見るとかなり単純な繰り返しが多く、楽譜どおりに歌ってはちっとも面白くない。そこでブレルがどう歌っているかネットで見てみると、相当自由に歌っている。シャンソンはクラシックと違ってかなり自由なフレージングになるが、日本語とフランス語では当然違った感じになる。また日本語になるとフランス語の詩の半分以下の内容しかしか表現できなく、フランス語の持つ情感はほとんどの場合伝わっていないように思う。また日本ではシャンソンは圧倒的に女性が歌うので歌詞が女性の立場に置き換えられたりして、月並みな表現になりやすい。

かといってフランス語で歌ったのでは内容が伝わらないので、フランス語で歌うのは自己満足的にならざるを得ないでしょう。


「行かないで」はジャック・ブレルの作詞、作曲だから当然のことながら最初に聴くことにする。かなり若い頃の演奏です。

Ne me quitte pas - Jacques Brel

次はパトリック・ヌジェの「行かないで」ですが、しっとりとした情感がいい。

Ne me quitte pas (行かないで)Patrick Nugier

ブラジル人のマイザ・マタラーゾのライブ版も情熱的でいいですね。

Ne me quitte pas - Maysa

僕にとってのベストはマイザのレコーデング版で声も表現も素晴らしいと思う。

MAYSA MATARAZZO-NE ME QUITTES PAS

日本人では金子由香利がいいかなと思います。

行かないで 金子由香利 雪村いづみ

シャンソンの中でもかなり難しい曲なので歌えるかどうか分かりませんが、是非とも挑戦してみたい曲です。


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今朝は朝7時から積雪20cmぐらいの雪かきです。軽井沢の雪は今のところパウダースノウなので軽く、それほど重労働ではありませんが、現在閉めている諏訪ノ森通りのギャラリーとその隣の洋装店とテニスコート通りのこの店の3軒分の雪かきをしたので汗ばむほどに。

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諏訪神社もこの通りの雪化粧。

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隣接するユニオン・チャーチ

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ユニオン・チャーチから軽井沢会のテニスコートを眺める。

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テニスコートは閉まったまま。インドアでなければ冬は無理です。

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汗をかいたので温泉に行くことに、、、離山通りはこの通り真っ白。

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軽井沢町民は500円で入れるトンボの湯。今日は店が定休日なので雪見の朝湯。露天風呂はいつでも気持ちがいい。


雪が降る teresa


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早いものでもう2月になってしまった。今日はどんどん雪が積もっていて、明日の朝は雪かきが待っています。まだ2月だから寒いのも雪も当たり前なのだけれど、早く暖かくなって欲しいと願う。

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「木綿のハンカチーフ」のU-Tubeの横に「なごり雪」があった。「木綿のハンカチーフ」や「なごり雪」がヒットした頃はフランスのナンシーに住んでいたので、その頃の日本で流行っていた歌はあまり知らない。

今降っている雪はなごり雪ではないが、今日の音楽は「なごり雪」です。


なごり雪 イルカ

なごり雪 平原綾香


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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

http://utokazan.jp

宇藤カザンのYou-tube

ラ・ボエーム
想いの届く日
夜のタンゴ

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