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2009 / 02
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ボルドーでの語学研修が始まりました。もちろん初級のクラスなので、何とか授業にはついていけそうです。日本人のほかはラテンアメリカ系の学生がほとんどで、ヨーロッパ系とアメリカ人はいません。これからフランスで2年暮らすのですから、フランス語が分からなかったら大変という気持ちがありましたから先生の言うことは真剣に聞きました。

日本で半年ほど外国語を勉強しても、いざその国に行けば会話のスピードが速すぎてとても付いて行けず、何を言っているのか全く分からなく、所々に知っている単語を見つけて話の内容を推察することになりますが、勘違いすることも多く、質問に対するこちらの答えも的外れなことばかりだったでしょう。しかし周りが全部フランス語ですから日本で勉強するよりも数十倍のスピードで上達はします。

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ボルドーのリセ(高校)

だが、スペイン語を話すラテンアメリカ人の上達はものすごく早くて、言語が近すぎて発音にはスペイン語の癖があって良くはないのですが、彼らのフランス語の理解度にはとても付いていけず、彼らの水準に合わせて授業が進むので日本人の音楽と絵画の留学生はたちまち落ちこぼれとなってしまいました。

日本人の二人のピアニストはパリのコンセールヴァトワール(パリ音楽院)の試験が控えていて、留学生試験に受かってコンセールヴァトワールの試験に落ちたら大変ですから、かなりの時間ピアノをさらわなければなりません。寮だし、防音設備もないので夜は音が出せなく、昼間しか練習できないのでだんだん授業をサボり始めました。僕は別に絵を描くわけではないのですが、チンプンカンプンな授業に出るのも、苦痛だったので音楽の学生に付き合ってサボり始めました。

多分日本人の芸術系の留学生を受け入れたのは彼らも初めてで、これほど上達が遅いとは想像できなかったのでしょう。フランス文学志望の学生と同じクラスでは、幼稚園児が中学校の授業を受けるようなもので無理があります。

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ボルドー大学(医学部)
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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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宇藤カザンのホームページ

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

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