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シシングハーストは当時の人気女流作家で詩人でもあったヴィタ・サックヴィル・ウェストが1930年に荒れ果てた屋敷と土地を購入したことから始まる。そして夫のハロルド・ニコルソンと共に壊れた建物を修復し、庭園を造ることを計画した。
ローレンス・ジョンストンがコッツウォルズにヒドコート・ガーデンを造り始めたのが1907年だからヴィタもハロルドもヒドコートの庭に刺激を受けたのは間違いないでしょう。ガーデンルームとカラースキーム、ライムウォーク、サークルなどに共通の発想があるが、シシングハーストではジョンストンのアイデアを受け継ぎ、さらに効果的に発展させ、洗練度が増しています。
その代表的なのは言うまでもなくホワイトガーデンですが、まずはエントラス付近から。16世紀のエリザベス朝様式でエリザベス1世を迎えたこともある歴史的な館です。シシングハーストのシンボルでもあるタワーも同じ頃に建てられました。

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この庭のいいところは塔に登ると庭全体を鳥になったような気分で俯瞰できること。

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エントランスのある正面の館。

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オウスト・ハウスが見える。

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ホワイト・ガーデン

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サークルのあるローズガーデン

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シシングハースト城の春の庭園の続きです。オーチャード・ガーデンの鳩のためのスタンドです。観賞用に白い孔雀鳩を飼う場合が多いのですが、、、

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春のライム・ウォーク。ライム・ウォークはハロルド・ニコルソンが担当した部分で、ヒドコートのスティルト・ガーデンの影響を受けているのがよく分かります。夏には花がなくなってしまうので春先の球根植物が見所。

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フォーカル・ポイントにはバッカスの巫女の彫像がある。

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ライム・ウォーク、スプリング・ガーデンの花たち。

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プルサティラ(オキナグサ)

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フリティラリアとプーシキニア

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フリティラリア・インペリアリス

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多分プーシキニアでしょう。

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最初にイングリッシュ・ガーデンを知ったのは1991年の夏で、フランスの園芸誌でシシングハーストの1枚の写真に惹かれ、実際に観てみたいと思った。15年以上前のことだからまだユーロトンネルは出来ていなく、パリからカレに行き、フェリーでイギリスのドーバーに渡った。BISESが出るまで日本ではほとんどイギリスの庭園は紹介されていなかったから、初めてシシングハースト城の庭園を訪れ、「こんな世界があったのだ!」と本当に驚いた。
ホワイト・ガーデンの中央のランブラー・ローズは零れ落ちるばかりに咲き、その天上的な美しさにすっかり魅了されてしまった。

シシングハースト城の庭園の入り口付近です。

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パーキングから来ると庭園の手前にチケット売り場やレストラン、ギフト・ショップなどがありますが、屋根にトンガリ帽子をかぶった変わった建物が目に入ります。イギリスの中でもこの帽子が見られるのはシシングハーストのあるケント州とサセックス州辺りだけだと思います。

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帽子の形状を見れば見当が付きますが、風向きによって回転するようになっていて換気のためだということが分かります。これらはオウスト・ハウスと呼ばれ、主にホップの乾燥に使われていました。建物の下部で薪や石炭を燃やして加熱したのですが、風下の部分は気圧が低くなるので排煙効果が増し、かつ雨が入ることがないので優れたアイデアだと思います。ホップはビール製造に使われますが、ゴールデン・ホップの葉は美しいので壁のトレリスに這わせたりします。

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ゴールデン・ホップ

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こちらはバーン、大きな納屋で一部はレストランになっています。

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ここがシシングハーストの庭園の入り口です。

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入り口を真っ直ぐ行くと塔があり、上に昇ることができる。

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塔の上から見た早春のオーチャード・ガーデン(果樹園)の様子です。

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塔からの早春のコテージ・ガーデン方面を望みます。白い花は多分姫こぶしです。

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オーチャード・ガーデンのスイセン。

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ガゼボとレンギョウとスイセン。

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チャトー夫妻宅のすぐそばに多肉植物のコレクションがあります。

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すごいですね~

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ずらーっと並んでいます。

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アエオニウム・アルボレウムは黒法師。

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和名の黒法師の由来は知らないが実に個性的な色と形だから好き嫌いが分かれるでしょうね。

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ウッドランド・ガーデンには日陰を好む植物が植わっている。

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アスチルベ

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サトイモ科のアリサエマはコブラ・リリーと呼ばれることもあるようだが、もっとコブラそっくりな植物が世の中にあるからアリサエマは間違って呼ばれているのかも知れない。

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美しい葉色のシダ。

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べス・チャトーガーデンのナーセリーは充実していて素晴らしい。ここではかなり珍しい苗も販売していて欲しくなるものばかりだからついたくさん買ってしまう。トランクから後部座席、助手席、運転席の足元までポットを詰め込むと土は重いから車の後部が沈み、前部が浮く感じになります。


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ベス・チャトーさんの自宅です。こじんまりとした普通の家です。

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家の近くにスクリー・ガーデンがあり、小石の間に多肉植物や地被植物が植わっている。

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いずれも乾燥に強いロック・ガーデンやグラヴェル・ガーデンと同じような植物が植わっています。

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白い花はシレネ・ユニフロラ、小さなピンクの花はエリヌス・アルピヌス、ディアンツス類、セドゥム類、グラスはフェスツカ・グラウカ、その後ろにラヴェンダー。

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多肉類は詳しくないので名前は分かりません。

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宿根草の花壇と言うのは時間がかかる。苗を買って植えて自然な感じになるのに3年はかかりますね。手前のカリフォルニア・ポピーはこぼれ種で簡単に増え、グラウンド・カヴァーに適している。

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カンパニュラ、ユーフォルビア、キスツスなど、葉の色も美しい。

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濃いピンクの花はゲラニウムかなあ???ここまで大きくなるものなのかなあ???葉はデルフィニウムのようにもに見えるし、、、

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葉の色が美しいですね~。

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デルフィニウムとカンパニュラ。

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グラヴェル・ガーデンも良かったけれど、ウォーターガーデンの植物たちも大きくのびのびと育ち、素晴らしかった。特に感じるのは一株が大きいこと。こんなにも大きく育つものなのか、、、まるでマジックを見せられるようだが秘密はきっと土作りにあるのでしょう。

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後ろのロサ・グラウカは葉の色が素敵なバラです。

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奥の白い花はクランベ。アキレアとカリフォルニアポピーの黄色い花の間にニゲラの白い星が輝く。

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このあたりもきれいですね。ピンクのゲラニウムの中から一本白く伸びているのはヴェルブスクム(バーバスカム)、紫はサルヴィア”マイナハト”で後ろの黄色い葉の植物との対比が美しい。

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ピンクのゲラニウム、黄色いユーフォルビア、白い一重のバラ、ホワイトレースフラワー、、、レースフラワーと書いたけれどヨーロッパでアン女王のレースとかワイルドキャロットとかカウパセリとかアニスなどと呼ばれる雑草かも知れない。ゲラニウムのそばのグラス類も日本では雑草にしか見えないですね。

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手前の黄色い花はヒペリクム(ビヨウヤナギ)のようにも見えるが、、、ブルーのゲラニウムの奥の白い花はキスツスです。

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手前の青い花はヴェロニカ、黄色い花はオエノテラ(ツキミソウ)のようですが、、、月見草は宵待ち草とも言いますね。英語では Evening Primrose ですから"夕暮れサクラソウ"とか"夕べのプリムラ"の感じでしょうか。日本ではサクラ、西洋ではローズに見立てるのがおもしろく、primは最初のという意味でしょうから春を告げる花として期待が込められている感じです。

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今日の植物名もなかなか難しいですね~。


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ウォーターガーデンでひときわ目立つ白い幹の木はエウカリプツス・パウキフロラ(またはマニフェラ)のようです。つまりオーストラリアの植物であるユーカリの木ですが、寒さにはそれほど強くないと思われるのに良く育っているなあと感心してしまいます。

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ゲラニウムとアルケミラ・モリスの組み合わせ。開花時期がぴったりと一致しているものの特に変わった組み合わせでもない。

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エリンジウムの左の白い花はヘリアンテムム、右はユーフォルビア、ピンクの花はゲラニウムです。

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エリンジウムとネペタの組み合わせは良いですね。ケシの葉も見える。

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フロミス(プルプレア?)の中に咲くクレマチス。この組み合わせは粋でいいけれど勝手に紛れ込んで来ただけかも知れない。植物の組み合わせに偶然はつき物です。

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パープルのグラジオラスとピンクのゲラニウム。後ろのヘリクリサムはむしろ咲かない方がつぼみと葉色が美しくていいですね。

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ここにもバラがありました。ちょっとペネロペ(ペネロープ)みたいな感じでもあるけれど、ピンクの色が違うかなぁ。

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ヘルミンガムがモーツァルトの音楽ならばベス・チャトーの庭はベートーヴェンのシンフォニーのようである。それも創意がみなぎっている第3番のエロイカ・シンフォニーのように誰をも納得させずには置かない確信の力がある。だからたとえ花が咲いていなくても葉の色や質感で植物は存在を主張している。セラスチウムの間にジャーマン・アイリス、、どちらも乾燥を好み、無肥料に近くて育つから相性が良いのでしょうね。

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黄色い高性のヴァーバスカムがアクセントになっていて手前は多分ユーフォルビアでしょう。ここではヴァーバスカムがソリストですね。

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コティヌス・コッギグリア(スモーク・ツリー)と花は終わっていますがベルゲニア・ストラチェイ(ヒマラヤユキノシタ)

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ディクタムヌス・アルブスの周囲はヒース類かな?

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パパヴェル・ソムニフェルム(ケシ)は一年草でこぼれ種でいくらでも殖えてしまうから大部分は捨てて数本だけ残しているのでしょう。確かベス・チャトーさんではなかったかなぁ。。。ガーデニングのコツは?と聞かれて「捨てること」と答えていたのは。。。

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この庭にはバラがほとんどない。わずかにあるのは原種に近いものだけで特にモダンローズは好きではないのでしょう。

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私はバラです!と主張しない控えめな方がお好きなのですね。

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枯れてないのにカレックス、と思わずダジャレが出てしまうCarex(カレクスorカレックス)は実にユニークな色。植物の色で茶とか黒はとても少ないので貴重な存在です。英語ではウィーピング・ブラウン・セッジと言うようで、ニュージーランドが原産です。後ろのフォルミウムもニュージーランドの植物だからここはオージープランツのコーナーかな?

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植物界では稀な茶色と何を組み合わせるかはなかなか難しい。黄色、オレンジ、赤などは合うと思うけれど僕としては紫と合わせてみたい。具体的にどの植物と決まっているわけではないけれど、、、ここではグンネラと合わせているけれどあまりに質感が違いすぎるのもどうかと思いますが、、、

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ニュージーランドのフォルミウム。左の背景は竹、右の白い葉の木はコルヌス・アルテルニフォリア

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ホスタとロジャーシア

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手前はミスカンツス・シネンシス ゼブリヌス(ヤバネススキ)ですが次は白斑のミスカンツス・シネンシス ヴァリエガツス (リゴレット)、その後ろの木はコルヌス・アルテルニフォリアです。ススキ類はイギリスではかなり大事にされていますね。もう23年も前のことになるけれど葉山で庭を造るときに苦労してススキを抜いたのを思い出す。斑入りのススキは美しいが日本では急速に増える恐れがあるから要注意かも。

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ヴェルブスクム(ヴァーバスカム)とジキタリス、フロミスなど。

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池からアルケミラ・モリスがチャトー宅へと導く。

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池のあるウェット・ガーデンの方に行きます。入場料を払うと丸い粘着シールをくれるので服の胸に貼ります。こうすれば途中でカフェやトイレに行っても再入場できます。

ここは少しくぼ地になった湿地だったようで、水はけの悪い土地というのも園芸的にはなかなか厄介なものです。しかし水が湧くというのは魅力的で、マジシャンのチャトー女史はここにも素晴らしい庭を造りました。逆転の発想ですね。

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池は土を掘って湧き水を堰き止め、人工的に造り、池の周りとカナル(水路)には水辺の植物を。右にはグンネラ、その手前にアルケミラ、手前にホスタ、その間にはプリムラやゲラニウムが植わっています。

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アイリスもたくさんの種類があるから品種名を特定するのは難しい。ジャーマン・アイリスは乾燥を好むから水辺には植えなく、水辺のアイリスは日本アイリスかシベリア・アイリスになるだろう。

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サクラソウ、クリンソウなどの湿地を好む植物たち。

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グンネラとシダを背景に咲くのはシベリア・アイリスか?

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クリンソウの後ろの大型の葉は何の植物でしょう?ペルシカリア・ビストルタにしては大きすぎるような、、、

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こ、これは何だ!小松菜進化?大きな葉の正体はこれのようですね。それにしてもどこからこんな植物を探して来たのでしょうか?他の庭では見たことがないし、もちろん名前は分かりません。

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ヘメロカリス・リリオアスフォデルス

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グラヴェル・ガーデンがあまりに素晴らしくてなかなか離れられなかった。ここはエセックス州のコルチェスターの雨が極端に少なく、不毛で見捨てられていた土地なのだ。ロンドンに住んでいたとき庭を作っていたが元の土はひどいものだった。粘土質で水はけが悪く、救いようがないくらい園芸には不向き。粘土質の固い土だからレンガには向いていたのだろう。ロンドンからベルギーにかけてのレンガの建物が多くある地帯は昔は海の底か湿地だったのではないか?きっとここの土もロンドンと同じようにひどかっただろう。だから土壌改良をして、その上にグラヴェルを5cmの厚さに敷き詰め、乾燥に耐える植物ばかりを植えた。水遣りはしないようだ。きっとグラヴェルが水分の蒸発を防ぐのだろう。植物の生命力をまざまざと見せ付けられる魔法の庭である。

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クリーピング・タイムと多分アキレア。

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キンポウゲ科は間違いないところだが、トロリウス・ステノペタルスか?

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アルストロメリアの色が鮮やかなのは乾燥していて昼と夜の温度差が激しいからで、日本の暖地ではこういう発色は無理。

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カマッシア・ライヒトリニーとリグラリア

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リベルティア・ペレグリナンス

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多肉植物にはまるで知識がないのです。アガヴェかアロエかどちらでしょうね?

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ユーフォルビアの種を採っているところ。人工的に交配して新しい品種を作ろうとしているのかな?

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明日はようやくウエット・ガーデンのほうに行きます。


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ドライ・ガーデンの植物はまだまだ続きます。ニゲラの間に咲いているエリンジウムはかなり珍しい種類だと思いますが、たくさんの種類がありすぎて、、、

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この花もとても好きなのだが名前が、、、アザミに見えるがケンタウレア(セントウレア・ヤグルマギク属)ではなかったかなあ。。。
後日判明しました。ガラクティテス・トメントサです。

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ネペタ、キャットニップですね。

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サントリナ・ロスマリニフォリアは花が咲かない方がいい。これから咲きそうな、このぐらいのときが一番美しい。銀葉のアルテミシアも花は冴えないものが多く、花が咲く前の方がきれい。

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フレンチ・ラヴェンダー

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エリンジウムはまさにドライ・ガーデンにぴったりな植物でメタリックな輝きが異彩を放つ。

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このオレンジのエレムルスはいいなぁ。白花のエレムルスは育てたことがあるけれど全然増えなかった。根を買うと結構高いから実生で気長に育成すると良いのかな?

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今日も名前が分からない植物が多くて冷や汗もの。でもブログを書くとあまりいい加減なことも書けないので学名などを調べるから少しは覚えるようにはなるけれど、、、でも植物の名前は難しくてNHKの番組でもトリカブトをデルフィニウムと記していたりしたから、、、間違ったら速攻でツッコミを入れてください。

植物の呼び名も学名だったり、英語名、和名、フランス語的発音になったりですが、例えばCentaureaにしてもケンタウレアだったりセントウレアだったりセントーレアだったりフランスではサントレアと発音するしでどれも間違いとは言えないのだが、和名もヤグルマギクともヤグルマソウとも言うし、英語ではコーンフラワー、フランス語ではブルエ、、、さらに通り名(俗称)とかもあったりしてなかなか大変な世界です。でも僕はアマチュアだから間違って当然と開き直っています。NHKは専門家が植物名をチェックしているのですがそれでも間違うことがある世界ですから。

園芸のプロの知人はほとんどいないのだが玉崎弘志さんとチェルシー・フラワーショーに行った折に「時間のある主婦にはかなわない。」と言っていた。プロだと営業だとか雑用が多くなるからね。男は疲れすぎていて、日本の文化は主婦パワーによって支えられている感じです。


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グラヴェル・ガーデンの続きです。
名園と言われるものがどうして生まれるかと言うと、一人の個性的な感性の持ち主が頑固なまでにこだわりを持ち続け、情熱を傾けて限りない努力をしたときに生まれるように思う。だから公共の公園だとか皆で話し合って作った庭園はつまらないものになるだろう。そういう意味でベス・チャトーさんの植物の選択と植栽へのこだわりには大変なものがあったように思われる。ブレッシンガムもきれいな庭ではあるが植物の組み合わせと言う点でやや物足りなさを感じた。
下の写真では葉の色と質感の組み合わせを楽しんでいるよう。後ろのベルベリスと開きかけのアリウムの色が呼応しているけれど、これも計算されたものなのでしょう。ヘリクルスムの銀葉とのコントラストも美しい。左はサントリナ・ピンナタ。

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アリウム・スティピタツムかな?それともアフラチュネンセ?ギガンテウムではないと思うが似ている種類がいくつかあるので区別は難しい。

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オリエンタル・ポピーとエリンジウム。

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オリエンタル・ポピーとグラジオラス。これはオリエンタル・ポピーだが良くオピウム・ポピーと間違われる。先日のNHK-TVのターシャ・テュダーの番組でもオピウム・ポピーをオリエンタル・ポピーと間違って表記していた。オリエンタル・ポピーは葉と茎に毛があり、宿根性だがオピウム・ポピーは葉と茎に毛がなく一年草で、日本では栽培が禁止されているがヨーロッパでは栽培できる。

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ニュージーランドの植物であるフォルミウムの近くに写っているケシはオピウム・ポピーです。

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こちらの花がオピウム・ポピーで、色は白から黒に近い紫までで、一重と八重があります。

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オピウム・ポピーの葉は明るい青みががかった色です。

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こちらはオリエンタル・ポピーの葉で全体に毛があるのですぐに区別が付きます。

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オピウム・ポピーはアヘンが採れるから日本では栽培が禁止されているのだが、なぜヨーロッパでは栽培ができるのだろうかといつも疑問に思う。同じケシでも寒い地方ではアヘンが採れないということは聞いたことがあるが本当だろうか?イギリスやフランスでは美しい花なので禁止するには忍びなく、個人の良識に委ねているということなのでしょうか?良識の薄い日本では無理ということなのか?料理に使うケシの実はオピウム・ポピーの種だと思うが、種の鞘は形がユニークなのでドライフラワーとしてよく使われている。種はケシ粒と言われるほど小さく、どうしてこんな小さい粒から大きく育ち、花が咲くのか不思議。自然の生命の神秘である。


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ヘルミンガム・ホールを訪れた翌日はエセックス州のベス・チャトーガーデンに行く。この地は雨が少なく、乾燥したやせ地で必ずしも園芸に向いているとは言いがたいようだ。そんな悪条件にもかかわらずベス・チャトー女史は庭造りにチャレンジし、素晴らしい庭園を造り上げ、コッツウォルズの故ローズ・マリー・ヴェアリー女史と共にイギリスを代表する女性園芸家となった。

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ベス・チャトー・ガーデンの本庭園に入る前に乾燥地を好む植物を集めたグラヴェル・ガーデンがあり、コッツウォルズのしっとりとした庭とは全く別の世界が広がっている。

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グラヴェル(小石)を敷き詰めた通路のドライ・ガーデンは入場料を払わずに見られる部分だが、こここそがベス・チャトー・ガーデンの真髄であり、これを見ただけで満足して帰っても良いと思うぐらいに充実している。もちろん遥々来たのだから、本庭園を見ずに帰ったりするわけはないのだが、最高のレストランで絶品のオードブルを食べ、もうメインの料理はどうでも良く思えてしまうような満足感に浸ることができる。

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ここの植物はとにかく珍しいものが多く、その構成のマジカルな巧みさに魅了される。ひときわ高い木はユーカリでしょうか。

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サーモンピンクのオリエンタル・ポピー(オニゲシ)、淡い紫のサルヴィア・スクラレア(クラリー・セージ)、銀葉のアルテミシア、黄色いヴェルバスクム(ヴァーバスカム)の配色の美しいこと!

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ヴェルバスクムとフロミス・ラッセリアナ

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ウォールド・ガーデンの反対側の新しい庭の方に来ました。最初にヘルミンガム・ホールを訪れたのは12年ぐらい前だと思いますが、そのころはまだ造りかけという感じでした。建物を背にして通路の左がノット・ガーデン、右がハーブ・ガーデンです。

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ノット・ガーデンの4つのボックスの内の対角線上の2つのボックスはオーナー夫妻のイニシャルの刈り込みです。でも花が育ちすぎてはっきりと分かりにくいですね。残りの2つは普通のデザインです。

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こちらはハーブ・ガーデン

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三角形の小さなボックスごとに色々なハーブが植えられています。

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ハーブ・ガーデンの奥にはローズガーデンがあり、中央に花の女神・フローラの像があります。周囲にはマドンナ・リリーが植えられています。

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ローズ・ガーデンにはバラと共にジキタリスやハニーサックルが、、、

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去年訪れた日の天気が悪く、写真がきれいに撮れなかったのが残念なので今年もう一度訪れる予定です。

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ヘルミンガム・ホールのボーダーのアキレアです。和名はノコギリソウですね。葉の形からこの名が付いたのでしょう。

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アイスバーグ、クナウティア、宿根性のリナリア・プルプレア。

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この色のハニーサックルが大好きなのです。学名はロニセラ、スイカズラと近い植物で香りが良い。

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ウォールドガーデンのボーダーです。5年前に訪れたときの写真で、天国的な美しさだった。

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明日はハーブガーデンの方に行きます。


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さてウォールドガーデンの中の植物についての続きです。ウォールドガーデンの中はどうなっているかというと十字の形にダブルボーダーの通路が通っています。つまり田の字のようにボーダーが通っていて、通路の内側は実際に料理に使われているヴェジタブル・ガーデンなのでかなり土が見えます。
でも僕としてはきれいな花の中に実用的な菜園を作るのはあまり賛成できません。ヘルミンガムホールの敷地は見渡す限りの広さなのだから何も花園の中に作らなくても良さそうに思う。野菜畑の部分にも花を植えればさらに美しくなることは間違いなく、そうすればシシングハーストのホワイトガーデンにも匹敵する価値が生まれると思うのだが、、、

庭園の見取り図はこちら。現在建物Hallの左側のWalled Gardenにいます。

白バラのアイスバーグの手前はクナウティア・マケドニカです。クナウティアはその暗い赤色が魅力的でマツムシソウの仲間です。

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ブルーのデルフィニウムが赤紫の花に囲まれています。デルフィニウムの手前は半開きになったアリウムだと思うのですが品種名は分かりません。奥のパープルの花はアザミの一種でしょう。

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サーモンピンクのオリエンタル・ポピーです。この庭園にぴったりの色ですね。

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宿根草のリナリア・プルプレアでイギリスではこぼれ種で簡単に増えていく。

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このアリウムはアフラチュネンセだと思います。もしかしたらギガンチウムかも知れませんが、、、

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白い花はフィラデルフス(バイカウツギ)で特に夕方に素晴らしく香ります。手前の花はフォロミス・フルティコサでしょうか?エルサレム・セージという名で知られているようです。

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ゴールドのイチイを刈り込んで作ったソファーのトピアリー。

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今日は昨日登場したクランベについてです。クランベ・コルディフォリアは遠くから見るとカスミソウのように見えますが、カスミソウよりもずっと大きな株でかなり大型の植物です。この植物はアブラナ科で葉はキャベツの葉に似ています。
クランベの手前のエレムルスはユリ科の大形植物でクランベと釣り合いが取れますね。寒さには強いが夏の暑さには弱いようです。根は巨大な蜘蛛のような感じで、白花のヒマライクスという品種もあります。

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クランベの手前のアルンクスも大型の植物で、アスチルベの親分のようでもあります。

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ここでも背景植物にクランベが使われていますね。中央やや左のクラリー・セージも大型の植物です。中央手前のカンパニュラはペルシキフォリア(パーシシフォリア・モモバキキョウ)のチェトル・チャームという品種で白花の縁に淡い紫が入って美しい。日本ではタキイが扱っているが、普通のモモバキキョウに較べると繁殖力が弱いようです。交配して人工的に作り出したものはどうしても原種に較べると生命力に欠けますね。

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クランベと紫のアリウム、ルピナス、サルヴィアなどとの組み合わせ。右隅に野菜のようなクランベの葉が見えます。

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ジキタリスとピンクのカスミソウ。ところでジキタリスなのだがどうして日本ではジキタリスと呼ぶのかいつも不思議な感じがしてしまいます。もともとはDigitalisだからディジタリスにならないといけないのに、一歩譲ってもデジタリスでしょう?きっと昔日本に入ってきたときに間違って記されてしまったのでしょうね。ディジタルとはデジタルのことで数字、桁を意味しますが、語源的には指の意味で、この花の場合は指を包む手袋、指サックのような形だからこの名前になりました。ちなみに英語ではフォックスグローヴ、キツネの手袋ですね。

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クランベの花です。

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エレムルス・ヒマライクス

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エレムルスの根

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このヘルミンガム・ホールの庭園を訪れるのは多分4回目ぐらいだと思うが、訪れる時期によって印象が異なる。今回は時期的に少し早すぎたようでやや花が少なかった。
ここがウォールドガーデンの入り口だが、その両側のレンガの壁に沿ってバラや宿根草が植わっている。

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このバラはペネロープですね。花の形、性質はアイスバーグに近いと思います。ギリシャ神話のオデュッセウスの妻、ペネロペからバラの名前が来ているのですが、ペネロペは貞淑の象徴として神話では扱われていますね。

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ジキタリスと咲き始めたカンパニュラ・ラクティフロラです。

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鮮やかなピンクのバラが加わりましたが品種名は分かりません。

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この庭園の特徴であるフェミニン・カラーですね。カンパニュラがたくさん咲いたらとても華やかなのに、、、。

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ゲートをくぐってウォールド・ガーデンに入ると比較的細めの芝の通路の両脇にボーダー花壇が続いています。例えばウィズリーのロング・ボーダーは幅が広すぎ左右同時に視界に入らないが、このぐらい狭いと左右を同時に見られるのでダブル・ボーダーの魅力が増すと思うのだがいかがでしょうか?

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振り返って入り口の方を見るとヘルミンガム・ホールのレンガ色の建物を背景に背の高い球根植物のエレムルスや大きなカスミソウのようなクランベが浮かび上がります。

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ロンドンの北東部、サフォーク州にあるヘルミンガム・ホールはプライヴェート・ガーデンで以前は日曜日の午後に4時間しか公開していなかったが最近は水曜日も公開しているようだ。それにしてもこんな大きな館にどんな人が住んでいるのでしょう。

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ここに住んでいるのはタルマッシュ男爵夫妻で庭園の設計や管理は婦人がなさっているのでしょう。気品のあるパステルカラーの花園が音楽を奏でるようです。

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建物を回って日時計のところを右に折れるとウォールド・ガーデンのゲートが見え、その手前にフォーマル・ガーデンが広がっています。

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ブクスス(ツゲ)のボックス・ヘッジの中にはサントリナが植えられていて、幾何学模様とグリーの対比が美しい。

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この刺繍のように見える庭はフランス語のパルテール(英語ではパーテア)と呼ばれる形式ですが、ノットガーデンと同じようなフォーマルガーデンです。オペラ座の一階の平土間の席もパルテールといいます。

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ウォールド・ガーデンに入る前にレンガの壁の外側に沿って歩くと細い道があります。

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5月にはジャーマン・アイリスが咲きますが、6月はシャクヤクとバラがこのように咲いていました。

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今日でブレッシンガム・ガーデンズは終わりますが、ガゼボと大きな柳のせいか童話の世界の光景みたい。

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このブレッシンガムで感心するのは植物がとても大きく育っていることですが、土作りに秘密があるような気がします。イギリスの土はもともとは決して豊穣ではなかったからこそ園芸用の土壌作りが発達したのではないでしょうか。手前の青い花はポレモニウムです。

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銅葉のスモークツリーものびのびと育っていますね。

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青い葉のエリムス(ブルーグラス)とピンクのアストランティア。

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クリヌムと盛夏の花が色鮮やか。

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ヘメロカリスとイネ科の植物。雑草が生えているわけではありませんよ。イギリスでは茅やセイタカアワダチソウをわざわざ庭に植えたりする。日本では庭に植えても自慢できない植物ですよね。写真に撮らなかったけれどブレッシンガムにドクダミもありました。イギリスでは珍しいから自慢の一品だったりして、、、。

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クロコスミアとルドベッキア。
 
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このユリの種類はダヴィディーかな?それともピレナイクムかな?似たようなのがたくさんあるから特定するのはなかなか難しい。

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クロコスミアは放任でも増えていく。

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ナーセリーのブレッシンガムは色々な新種を発表していて、最も有名なのは斑入りのポレモニウムだが、何年か前に行ったときは中央が白い鮮やかなブルーのゲラニウムを発表した年でショップにたくさん並んでいた。

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ブレッシンガム・ガーデンズには大きなガーデンセンターとカフェテラスが併設されていて、週末の蒸気機関車遊園地は家族連れで大賑わいです。

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蒸気機関車が庭園の周りを回ります。

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ブレッシンガムの庭園は大体こんな感じなのですが、この庭園の特徴として『バラがない!』と言うのがあります。そういえば一、二年草も見ませんね。春に来ていないので分からないが、チューリップやスイセンもなさそう。要するに希少な宿根草だけを集めたこだわりのペレニアル・ガーデンなのですね。だから植物名を特定するのに苦労します。きちんと植物名のプレートは付いているけれど、カメラのメモリーに限りがあるのでプレートは撮影しなかったし、メモも取らなかったので植物名は分からなかったり間違えることもあると思います。

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右のクリーム色の花はアコニツム・リコクトヌムで、トリカブトの一種です。

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これはネペタ、つまりキャットニップですね。

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さて、ここが問題。手前はスタキス・マクランタ、右の青い花はヴェロニカでしょうが、奥の白い花はフィリペンドゥラです。カウパセリと共に道端に雑草のように生えている植物ですが、、、

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これは誰でも知っているデルフィニウム。

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そしてゲラニウム。ジョンソンズ・ブルーかな?

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ギレニア・トリフォリアタです。

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手前がヒューケラ、その奥の紫はサルヴィア、その奥の淡いピンクはロジャーシア・アエスクリフォリア、奥の高木はコルヌスだと思いますが、、、

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入り口に近いグラヴェル・ベッドには乾燥を好む植物が植えられていて、ウーリータイム、ヴェロニカ、カンパニュラ、ダイアンサス、シレネ、セダム類などが見られる。

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この黄色いアキレアの葉の色は実に美しく、カザン好みなのであります。

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このゲラニウムも葉の色が素敵です。花よりも葉の色に惹かれてしまう。

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こちらは平凡なカンパニュラ・ペルシキフォリア(パーシシフォリア)だけれどトリトマとの組み合わせはそれほど冴えているとは思えない。
モモバキキョウは日本の気候にもよく適応してくれ、群稙するとすごくきれいだと思います。普通は一重の花が好みなのですがペルシキフォリアは白のダブルがとても好きです。ほんのり縁にブルーが入ったチェトルチャームという品種もきれいですね。

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茅葺の田舎風ガゼボもあります。

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ピンクの花のロジャーシアは大型の植物だから一般の家庭ではなかなか植えられないでしょう。でも広ければ大型植物は必須で、無いと単調になってしまう。

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ブレッシンガム・ガーデンには庭の形式美が感じられないのはアイランド・ベッドによる作庭だからでしょうが、この庭の目的が庭を見せると言うよりも新しい品種を作り出すナーセリー、あるいは宿根草の見本園的な性格があるからなのかも知れない。
アイランド・ベッドによる庭は一度に見渡せてしまう分単調になりやすく、シシングハーストやヒドコートなどのようなイチイの生垣や塀に囲まれた秘密のガーデンルームを覗くような楽しみがないのがちょっと残念である。

手前はサントリナ、奥は多分スミラキナ。

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アンテミス・クパニアーナはマーガレットのような花だが葉は少し銀色を帯びていて少し乱れる形になるところが良く、平地に植えるよりもやや高いところに植えて垂れ下がるようにするのが好きです。

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アイリスは花が咲いていなくても葉の形がアクセントになって良いですね。これは多分クロコスミアだと思うけれど、、、

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銅葉のヒューケラが混ざって来ました。

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ヒューケラの手前は茶色いカレクス。カレックスとも言いますが枯れたような色なので「枯っくす」と覚えれば忘れない。

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ヒューケラの向こうは別のゴールド・リーフのカレクス。

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このスモークツリーとホスタの組み合わせは美しい。

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小さなアストランティアが覗くのがかわいいが、こういうのは図らずも得られた効果だろう。

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庭には思いがけなさや予期せぬ出来事がつき物でそれらの経験を自分に取り込んでいくことで感性が磨かれるのだが、たいていの場合成功も失敗も1年に1度しか経験できなく、知識を蓄積し自分の方法を見つけるのに時間がかかる。しかし時間がかかればかかるほど達成感も強くなり、達成感は生きがいに通じるのではないでしょうか。

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島のようになった花壇、アイランド・ベッドとも言うべき形は日本の庭園では普通に見られそうだがイギリスの庭園ではとても珍しいと思う。最も一般的な花壇の形はボーダー花壇で、直線的に延びているのが基本である。
それは多分建物との調和、一体感を重要視しているからで、自由な曲線のレイアウトを建物の近くに持ってくる例は少なく、建物に接近している部分はフォーマル庭園が圧倒的に多いのではないか。そして建物から離れるに従ってアンフォーマルというかナチュラルな感じになっていくように思う。

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このブレッシンガム・ガーデンは植物の組み合わせのセンスがとても良いとは思えない。どちらかと言うと色彩設計に欠けていると思うが、レアな植物は多く、ブレッシンガムが作り出した新しいゲラニウムの品種などもある。

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手前はスタキス、ラムズイアーです。

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ロスコエア・カウトレオイデスはとても覚えにくい名前で、聞かれてもショウガの仲間としか答えられないでしょうね。レモンシャーベットのような色がとても魅力的です。

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この花は自分で育てていたのに名前を忘れてしまいました。多分フィリペンドゥラ。

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手前の紫の小花はネペタ、中央の明るい紫の花はカンパニュラ・ラクティフロラです。

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ラクティフロラのアップ。

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そろそろ正月気分から抜け出して、再び庭に戻ります。と言っていきなり蒸気機関車なのですが、コトン・マナーの次に訪れたのはブレッシンガム・ガーデンで、ここには蒸気機関車の公園があり、イギリスでは庭よりもむしろ蒸気機関車ミュージアムとして知られています。

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この庭も何度か訪れているのですが、訪れるのはいつも6月の日曜日で、その訳はこの後に訪れる近くのヘルミンガム・ホールが日曜の午後しか公開していないのでどうしてもここは日曜日の午前中になってしまいます。

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ミニチュアの機関車は美しく、家族連れがたくさん来ていて、子供たちは歓声をあげ、音楽が流れているのですが、庭を見るにはそれらの音が邪魔になります。庭には蒸気機関車や音楽は不要で鳥のさえずりや蜂の羽音が似合います。

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ブレッシンガム・ガーデンの特徴は充実した宿根草のコレクションにあり、それらが不規則な円形の島のように芝の通路に点在しています。管理は完璧で去年は特に美しく感じました。

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ガーデンの入り口の近くのブレッシンガム・ホールを後にして芝生の通路を行きましょう。

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大きく育った宿根草の島が次々と現れます。

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大晦日から新年にかけてのカウントダウンにシャンゼリゼ通りは人で埋まる。

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もうすぐカアウントダウン。

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Trois,,,Deux,,,Un,,, Bonne Annee!

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年が明けると抱き合い、どの車もクラクションを鳴らしてお祭り気分。

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こちらはモンマルトルのイルミネーション。

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地方の静かな新年もいいものです。

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パリのデパートのギャルリ・ラファイエットのルミナリオは3年前ぐらいから始まり、ほぼ同じデザインが繰り返されます。

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こちらは隣のオ・プランタンの飾り。ラファイエットに較べるとちょっと地味ですね。

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ロンドンのイルミネーションもきれいだけれどパリはさらに華やかでセンスが良いと思う。毎年同じだけれどシャンゼリゼ通りのマティニヨン通りと交差するロン・ポワン(ロータリー)は冬になるとモミの木が飾られる。

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シャンゼリゼ通りのコンコルド広場方面を望む。

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シャンゼリゼ通りのイルミネーションも毎年同じなんだけれどスケールの大きさを伝えるのは写真では無理ですね。

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建物とショーウインドーと人と車と全てが混ざってシャンゼリゼの雰囲気が出来上がる。

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ヴァンドーム広場のクリスマスデコレーション。

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セーヌとオルセー美術館。

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Kazan

Author:Kazan

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宇藤華山(カザン)
東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

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